私のサポートギタリストは、忠ちゃん。

おんなじ忠つながり、だからと言うわけではないですが、

吉川忠英さんと、共演した。

大分で、マーサの番組で、生放送で、

U-stream中継で、ネットで流しながら。

つい先日、子供と「魔女の宅急便」見ていたら、最後にユーミンの「やさしさに包まれたなら」が流れた。

確かこのイントロの印象的なギター、忠英さんだ。

何か、緊張して来た。

でも、救いは、初対面じゃなかったってこと。

「よろこびのうた」収録の「みみらく霊歌」

ギター、忠英さんです。

セッションが始まるずいぶん前からスタジオ入って下さって、1人でじっくり、音とフレーズを編み上げる姿が、印象深かった。

「このみみらくって言うのは、福江島に伝わる伝説がありましてね・・」と言いかけたら。

「え!?福江島?俺もうすぐ行くんだよ。チャゲのツアーで。」と、忠英さん。

偶然という名の、必然の出会い。余計なことだと思わずに、言ってみなきゃ出会えない。

「・・!!そうなんですか!?じゃあ、是非、高浜っていう浜に行かれて下さい。素晴らしいですよ。そこで、この曲仕上げたんです。」

そして忠英さんは、本当にその浜に行った。

http://www.r-higuchi.com/mssg/mssg.cgi?DATE=200512?MODE=MONTH
12月9日、写真参照。

そこで、砂浜に1人でじっと腰掛けて、海を見ておられたそうだ。

その島へ行けば、亡くなった自分の愛する人が、海の向こうに現れてくれる。

遣唐使の時代から伝わる、福江みみらく伝説。

実は、レコーディングの前に、忠英さんのお母様が、旅立たれたそうで、

その姿を、水平線の向こうに探しにいかれたのだろうか。

そんなこともあり一度セッションしただけの、この「みみらく霊歌」に、思い入れを強く持っていていただいた。

セッションは先ず、忠英さんの弾き語りから始まる。

自身のホーミーが随所にちりばめられた、「草原の音」。目を閉じて聴いていたら、完全にモンゴルの遊牧民になってしまった。

日本が、再び農業国として復活することを願って作られた、「豊かな農村」。目の前に東北の田園風景が広がった。

そして、みみらく霊歌が始まった。

瞬間瞬間に、表情を変える東シナ海の波頭のような、変幻自在なオープンチューニングのアルペジオ。そうかと思えば、揺るがぬ大地の静けさと力強さのような、野太いストローク。歌声が、自然に伸びてゆく。

その5分間、僕は、高浜にいた。ちーちゃんに会っていた。

音楽とは、自然を奏でるものなんだ。自然の一部になりきれた時、歌は、楽器の音は地球のバイブレーションとなるのだろう。

目の前で、マーサがまた・・・

ハンカチ出した。

また、しばらく僕が仕切んなきゃ。(笑)

忠英さん。ありがとうございました。

また是非。一緒に。

今日の一曲
たまのこもりうた 吉川忠英
http://www.nauta.jp/shopping/index.html